「いぬけいと部」では、作品だけでなく、準備や、できあがりを待っていただく時間も大切にしています。
毛を預けた日から、完成までの時間そのものも、飼い主さまにとって、大切な「いぬけいとの思い出」となって欲しいと考えています。
そのひとつに、「工程写真」の送付があります。
いぬけいとが紡ぎ上がった時点で、飼い主さまには大量の写真と、工程についての説明が届きます。
すべて、その子自身の紡ぎ工程を撮影したものです。
その子のお写真を見ながら、飼い主さまから伺ったその子の可愛いお話を思いながら紡いだ、私の大切な時間を、飼い主さまと共有したくて。
いぬけいとが一番可愛く見えるよう、光が綺麗な時間に撮影できるように、日程を調整しながら紡いでいます。
それは、「進捗の連絡」という意味ではなく、「この子と今日も向き合っていますよ 無事にいぬけいとになったので、ご安心くださいね」という、私からのお便りなのです。
私が大切にしているこの工程を、同じように飼い主さまが大切に感じてくださり、喜んでくださると、本当に嬉しくなります。
もうすぐ800頭となりますが、それぞれ20枚程度ずつ、すべての子の工程写真を保存しています。
作品は飼い主さまのもとへ帰ってしまうので、この写真が、私の宝物なのです。
